- Bスポット療法（EAT）を続けているけど先が見えない
- 耳鼻科で「異常なし」と言われた
- 鼻のどの痛み、違和感、イガイガ
- 痰がへばりついていて苦しい
- 鼻水が後ろ、のどに流れて辛い
- 疲れると喉が痛くなる
- すぐに声がかすれる
- 胃の調子がずっと悪い
- 倦怠感、疲れ、だるさで毎日がしんどい
どれか1つでも当てはまったら
ご相談ください
“そら鍼灸院” は、
慢性上咽頭炎・後鼻漏のお悩みを専門にしています
はじめに
これまで慢性上咽頭炎に悩む方からのご相談を数多く受けてきました。
当院に来院された方のうち、慢性上咽頭炎に悩むの方は全体の30.7.%。慢性上咽頭炎になると言われているコロナ後遺症も含めると43%に及びます。
耳鼻科を何軒も回った、薬を飲んだが効いてくれない、Bスポット療法は30回以上受けたがまだ症状が残っている、など。
患者さんにはさまざまな背景があります。
共通するのが「今度こそちゃんと治したい！」という思いであり、それにお応えするのが当院です。
慢性上咽頭炎で来院された患者さんのデータ
- 何回目の施術で変化を感じましたか？
-
1~5回目の施術で35%の方が変化を感じています。5〜10回目の施術で18%と続きます。
慢性上咽頭炎は単一の原因で起こるものではない
日本病巣疾患研究会によると、「慢性上咽頭炎はいくつかのメカニズムを介して異なる病態を引き起こすため、結果としてその症状は驚くほど多彩になる」と言われています。
慢性上咽頭炎で本当に辛い思いをされている方なら、「すぐに治る」という安易な言葉が、いかに無責任に聞こえるかお分かりになると思います。
長引く不調、なかなか改善しない現状にどれだけ不安を感じていらっしゃることでしょうか。
それでも、これまで多くの患者さんと向き合う中で、症状が改善に向かい、笑顔を取り戻された方がいらっしゃるのも、また事実です。
それは、決して魔法のような出来事ではありません。
私が確信しているのは、『慢性上咽頭炎は単一の原因で起こるものではない』ということです。
まるで複雑に絡み合った糸のように、人それぞれ異なるさまざまな要因が重なり合い、症状を引き起こし、そして長引かせてしまっているのです。
だからこそ、「あなたの慢性上咽頭炎」の原因もまた、他の誰とも違う、あなただけの複雑な糸の絡まり合いの中にある、と私は考えています。
もしかしたら、長年の首や肩のこりが炎症を悪化させているのかもしれません。
あるいは、ストレスや疲労が自律神経のバランスを崩し、免疫機能の低下を招いているのかもしれません。
食生活の偏りや、知らず知らずのうちに行っている生活習慣が、炎症を慢性化させている可能性も考えられます。
大切なのは、その複雑に絡み合った糸を、一つひとつ丁寧に解きほぐしていくことです。
一人で悩まず、まずはあなたの「糸の絡まり合い方」を教えていただけませんか？
それぞれの患者さんに対し個別に必要なことを見極めてベストなご提案いたします。
そら鍼灸院ができること
慢性上咽頭炎（鼻の奥〜のど）の炎症を軽減させ、自律神経の調節異常を改善することを目的とした施術を行います。
首肩こりをゆるめ、炎症を鎮める効果を狙う
慢性上咽頭炎でお悩みの方のほとんどが、ひどい首こり、肩こり、そして背中の重苦しさを訴えます。
それは決して偶然ではありません。
実は、喉の奥の上咽頭をコントロールしている神経（迷走神経）が、首や肩の筋肉のこりと深く関わっているのです。
さらに、上咽頭の炎症そのものによる不快感や、喉に溜まる痰、鼻から喉へ流れ落ちる後鼻漏があると、その周辺の組織が緊張してしまい、首や肩こりをさらに悪化させてしまうと考えられます。
首・肩こりはご自身でも簡単にチェックできます。
首を左右に回した時に、首の側面に浮き出る太い筋肉の中央あたりを、少し強めに押してみてください。
もし、強い張りやズキッとした痛みが感じられたら、それは上咽頭の炎症が周囲の柔らかい組織にまで影響を与えているサインかもしれません。
そら鍼灸院では、つらい首こりや肩こりを和らげるために首、手、腕にあるツボを丁寧に刺激する施術を行います。
これらのツボにアプローチすることで、炎症を鎮める効果が期待できるのです。
自律神経に対するアプローチ
首・肩こりが楽になったとしても、『なんだかまだスッキリしない…』と感じることはありませんか？
それは、慢性上咽頭炎が体の深い部分でコントロールを司る自律神経、特に迷走神経と深く関わっているからかもしれません。
あまり知られていませんが、喉の奥の上咽頭には、自律神経が網目のように広がっています。
そのため、上咽頭の慢性的な炎症は、自律神経の働きを大きく乱してしまうことがあるのです。
自律神経のバランスが崩れると、体のだるさ、気分の落ち込み、突然の不安（パニック）、ドキドキする動悸、イライラ、なかなか寝付けないなど、いわゆる『自律神経失調症』と呼ばれる様々な症状が現れてきます。
『更年期だから仕方ない』『年齢のせいだから』『最近ストレスが溜まっているからかな…』
そう思い込んで諦めてしまっている方の中にこそ、実は慢性上咽頭炎が、その不調の隠れた原因となっているケースが少なくないのです。
そら鍼灸院では、自律神経のバランスを優しく整えるために、首の後ろの細かい筋肉（後頭下筋群）や、手足のツボ、リラックス効果の高い表情筋や頭皮への心地よい刺激などを組み合わせ、副交感神経の働きを高める施術を行います。
再発しにくい 健康な体を目指す
せっかく施術を受けて楽になったのに、すぐにまた元の辛い状態に戻ってしまったら、本当にがっかりですよね。
『もう良くならないんじゃないか…』と不安になるかと思います。
だからこそ、そら鍼灸院の最終目標は『ただその場の症状を和らげるだけでなく、施術の効果をできるだけ長く持続させ、二度と辛い状態に戻らない、再発しにくい 健康な体になっていただくこと』です。
そのために、私は施術と同じくらい、ご自身で行っていただくセルフケアのアドバイスに力を入れています。
【セルフケアの例】
- 首、手首、足首を温める簡単な対策
- 無理なく続けられるストレッチ法
- リラックス法
- 鼻うがい、上咽頭炎洗浄のやり方
- ツボ押し
- 自宅灸
これらはほんの一例です。
どれも今日からすぐに始められる簡単なことばかりですが、知っているか知らないかで、その後の体に大きな差が生まれます。
もちろん、『一人だと続けられるか不安…』という方もご安心ください。
私がしっかりとサポートさせていただきます！
病院で行う処置（検査・治療）
について
- 内視鏡を鼻から入れて上咽頭の状態を確認する
- 薬物療法（消炎剤、粘液調整剤、抗生物質など）
- ネブライザー（吸入）治療
- 鼻洗浄（鼻うがい、サイナスリンス、ミサトール リノローション）の指導
- Bスポット療法（EAT・上咽頭擦過療法）
- 0.5％～1％塩化亜鉛水溶液を上咽頭に強く擦りつける。
- 週1~2回、約10～15回程度行われることが多い。
Bスポット治療
（EAT・上咽頭擦過療法）
Bスポット療法（EAT・上咽頭擦過療法）について
期待できる作用・効果
- 抗炎症作用・収斂作用：塩化亜鉛による効果
- 瀉血作用：強く擦りつける刺激によって上咽頭にのうっ血を出して血流を改善させ、脳からの老廃物を排除する効果
- 迷走神経刺激作用：副交感神経を刺激することによる間接的な消炎効果
Bスポット療法スポット療法の歴史は古く、50年以上前から行われているものです。
近年では新型コロナウィルス後遺症にも有効とされ、治療を行う耳鼻科も増えてきました。
一方で上咽頭炎じたい現代医学的に全容が解明されていないため、Bスポット療法もなぜ有効なのかまだはっきりしないところがあります。
したがって現時点ではあくまで補助的な治療法としての位置付けとされています。
また、Bスポット療法はその特性上「誰でも気軽に受けられる治療法」とは言いにくい部分もあるかと思います。
- 炎症が強い場合は激痛を伴うことがある
- ヒリヒリとした痛みが長く残ることがある
- 一時的に鼻水（後鼻漏）が増加する
- 嘔吐反射（えづいてしまう）を引き起こしてしまう
- そもそも恐怖で受ける勇気が出ない
これらの理由から受けるのを断念されて当院へご相談いただくケースも大変多い印象です。
当院の鍼灸施術とBスポット療法の違い
 当院の鍼灸施術 |  Bスポット 療法 | |
|---|---|---|
| 受ける時期 | 急性期〜 慢性期まで 対応可能 | 急性期◎・慢性期○ |
| 受けられる人 | どなたでも◎ 子供・妊娠中・授乳中の方もOK | 痛みに弱い方は× |
| やり方 | はりとお灸 | 塩化亜鉛溶液の綿棒で擦過 |
| 痛みは？ | ほぼ無痛 | 激痛の場合がある |
| 通院頻度 | 平均週1回 症状の緩和に 伴い減らしていく | 週1〜3回 |
| どれくらいの期間？ | 慢性の場合は3ヶ月~半年を目安 | 3ヶ月~半年 |
| 一回あたりの費用 | 7,700円 | 保険適用で数百円 |
| 一回あたりの施術時間 | 約50分 | 5〜10分 |
| 待ち時間は どのくらい？ | 待ち時間なし | 数十分〜 |
| セルフケアの指導 | あり | 耳鼻科に よる |
※この表はあくまでも比較であり、優劣を表したものではありません。
Bスポット療法と鍼灸施術は、どちらも慢性上咽頭炎からの回復を目指すための大切な選択肢です。
大切なのは、どちらか一方を選ぶのではなく、ご自身の症状や体質、そしてそれぞれの治療法の特性を理解した上で、両方の良い点を活かし、自分に合った方法を選択していくことだと言えるでしょう。
慢性上咽頭炎で困っている方に
伝えたいこと
喉の奥の不快感、鼻の奥の違和感、頭痛、体のだるさ…、
慢性上咽頭炎でお困りの方はまるで終わりのない迷路にいるようで、心身ともに疲弊してしまうことと思います。
上咽頭炎はまだまだ多くの方に認知されているとは言えない疾患です。
そのため、周りからの理解が得らず、当事者の辛さが軽視されてしまう傾向があると感じます。
なかなか治りにくい疾患であることもご本人苦しめてしまうことにつながっていると思います。
でも、どうかご自身を責めないでください。
慢性上咽頭炎は、決してあなたの気のせいではありません。
目に見えにくい炎症が、あなたの体に様々な不調を引き起こしているのです。
「友達と気が済むまでおしゃべりできました！」
「ライブをしたら今までで一番良い声が出てたね！って言われました」
「仕事に思いきり打ち打ち込めるようになって独立しました！」
これまで患者さんからこんな喜びの声をたくさんいただいてきました。
どうか希望を失わずに、前向きな気持ちで過ごせるように心から応援しています。
私が責任を持って最後までサポートいたします。
お困りのことがありましたら一人で悩まずにご相談ください！
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