症例:コロナ感染からの”上咽頭炎”・咳、痰の絡み、倦怠感が4回の施術で改善

●患者さま

60代女性 東京都
 

●発症から来院までの経緯

新型コロナウイルスに感染し、その後”上咽頭炎”になった

繰り返す咳、痰が絡む、後鼻漏、倦怠感がある。耳鼻咽喉科にてBスポット治療を並行して受けている。過去に風邪のあと上咽頭炎が続いたことにより同様の症状が出ることがあった。今回は特に仕事に支障を来たす咳に悩まされてる。当院は上咽頭炎を専門に扱っているため来院することになった。

 

●施術のポイント

・上咽頭炎の改善(冷えを取る、首肩こりをなくす)
・咳の改善

この2つが施術のポイントととなった。

”上咽頭炎”の場合、特に首の後ろが冷えると上咽頭のうっ血が増して炎症が強くなるので要注意

身体をチェックすると首のうしろ、手首が冷えていた。お灸、アズキの力を用いてしっかりと温めた。(患者さん自身のセルフケアも必要なので、ストールとアームカバーの着用を促した)同時に首肩こりをとるツボに鍼をした。

咳の改善のために背中を緩めた。刺さない鍼(てい鍼)を使用して自然に力が抜けるように促した。

 

●経過

4回の施術(週1回の来院ペース)で状態は安定。施術終了とした。

施術を受ける度に繰り返す咳、痰が絡む、後鼻漏、倦怠感は軽減していった。患者さん自身がセルフケアに積極的に取り組まれたこと、新型コロナウイルス感染後すぐに施術開始できたのも幸いだった。

なかなか治らない”慢性上咽頭炎”に移行してしまう前に先手を打っておくことが大事だと再認識した。

”上咽頭炎・後鼻漏” 症例についてもっと知りたい方はこちら

”コロナ後遺症” 症例についてもっと知りたい方はこちら

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