【突発性難聴・夜間の強い耳鳴り・耳づまり】4回施術後、聴力が回復。精神的な負担軽減が叶った症例

「突発性難聴」と診断され、耳鳴り、耳のつまり感でお困りだった患者さまの改善症例をご紹介します。

同じようなご症状でお悩みの方はご自身の状況と照らし合わせながらお読みください。

患者さま情報

30代 女性 神奈川県

発症から来院までの経緯

突然、左耳のつまり感と耳鳴り(ピー)が始まりました。

すぐに耳鼻咽喉科を受診したところ、「突発性難聴」と診断され、ステロイドを中心とした薬の服用を開始。

順調に回復している感覚はあったものの、3日後にまた耳のつまり感、耳鳴りが悪化となりました。

再び病院で検査をしたところ、症状のひどさとは逆に、聴力の改善は見られていました。

しかし、薬を服用してからも夜中に強い耳鳴りで目が覚めてしまうほどで、ずっとこの症状が続くのではと不安を感じ、当院をインターネットで探して来院してくださいました。

施術のポイント

施術では、右あご、首肩の緊張を和らげること、頭部への鍼を用いて自律神経のバランスを整えることに重点を置きました。

基本的な施術方針は最後まで変えていませんが、お腹の調子の悪さ(お腹を押すと音が鳴る等)もあったので、必要性を感じた際は追加しています。

経過

  • 初回施術後: 耳の詰まり感が消失しました。ただし、静かな場所ではまだ耳鳴りを感じる状態でした。
  • 2回目施術後: 一時的に耳鳴りが悪化する時期がありましたが、その後自然と落ち着いていきました。
  • 4回目の施術後: 耳鳴りが気にならない状態になりました。

    その後、病院で聴力検査をしたところ、聴力が正常値まで回復していることが確認されました。
  • 7回目〜9回目: 症状は安定し、良い状態を維持されていました。
  • 11回目: 症状が完全に落ち着いたため、ここで施術終了となりました。

聴力の変化

初回施術の1週間前に検査したデータでは中音域が「軽度〜中等度難聴」となっていますが、4回施術後は正常範囲内に回復しています。

考察・まとめ

今回の患者さまの場合、最初の施術後、耳の詰まりが良くなりました

その後、一時的に症状がひどくなった時期もありましたが、施術を重ねるごとに耳鳴りが軽くなり、4回目の施術後にはほとんど気にならないほどに改善できました。

特に、夜の耳鳴りがなくなり、患者さまの精神的な負担が減ったことはとても嬉しい変化でした。

症状が出たらすぐに来院されたこと、症状のある耳周辺だけでなく、全身の緊張状態や自律神経のバランスといった背景にある要因にアプローチしたことが、スムーズに回復できた理由の一つだと考えています。

 

突発性難聴について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ

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