突発性難聴・耳鳴りと「首こり」の関係
首の緊張と耳の血流の関係
ある日突然、
「耳が聞こえにくい」
「耳鳴りが続く」
「耳が詰まった感じがする」
このような異変が起こると不安になる方が多いと思います。
まずお伝えしたいのは、突発性難聴は早い段階での対応がとても重要、ということです。
そのため、まずは耳鼻科での検査と治療を受けることが初動における基本になります。
鍼灸での施術はその後になりますが、それもなるべく速やかに開始することが望ましいです。
まず耳鼻科に行かれた上で、併用して体の状態も整えていくことが、回復へ役立つと考えています。
耳の症状と首の状態の関係
耳の症状でお困りの方の中には、首の横の筋肉が強く緊張している方が少なくありません。
首の横には胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という大きな筋肉があります。
首を左に軽くひねって、右の首筋(耳の下〜鎖骨のあたり)を触れてみてください。そこに触れる(軽くつかめるくらい)太い筋肉が胸鎖乳突筋です。
こってる感じ、硬い感じ、重痛い感じはないでしょうか。

この筋肉が強く緊張すると、首まわりの血流や自律神経のバランスに影響することがあります。その影響が重なることで耳の不調につながってしまう可能性も考えられるのです。
こういった理由から耳の症状を考えるときには、首まわりの状態を見ることも一つの欠かせない視点になります。首まわりの緊張を解消するアプローチは鍼灸が得意とするところです。
実際に、突発性難聴の方の中には、首や肩のこりが強い、ストレスや疲労が続いている、体全体に緊張があって抜けない、ということをおっしゃる方が少なくありません。
当院の考え方
実際の施術において、当院では耳の症状そのものだけを見るのではなく、体全体の状態を確認しながら行っています。
前述したように首まわりの状態を確認することは欠かせないのですが、かと言って「首まわりだけに鍼をすればよい」というものでもありません。
首がこっているという背景には、日常生活の姿勢、疲労やストレス、生活環境など、さまざまな要因が関係し合っているためです。したがって、首まわりだけにアプローチするだけでOKといったシンプルなケースではないことがほとんどです。
具体的には、患者さんの生活背景を詳しく伺ったり、姿勢を分析したり、自律神経のバランスを整える目的で頭の鍼や刺さない鍼(てい鍼)、マイクロカレントなどを組み合わせて施術しています。
耳鼻科での治療とあわせて体の状態を整えていくことで、耳の症状に影響している可能性のある体の負担を減らしていくことを目指す、これが当院の考え方です。
気になるご症状がある場合は、早めにご相談ください。
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