JFIR(日本病巣疾患研究会)市民講座【薬を使わない慢性疲労の治し方】
第一線で活躍されてらっしゃる堀田先生と田中先生の講演を聞きに行ってきました。
今年のテーマは、”薬を使わない慢性疲労の治し方。
実はそら鍼灸院の患者さんに深く関係するテーマだったりします。
「慢性上咽頭炎」(コロナ後遺症)になることで慢性疲労の状態になる、という体のつながりがあるためです。
慢性上咽頭炎の治療(Bスポット療法・EAT)を臨床に取り入れ、多数の書籍を出版されている堀田修先生
内視鏡を用いたEAT治療の第一人者で、INSPGS(鼻内翼口蓋神経節刺激法)の考案者である田中亜矢樹先生
このお二人の先生のお話を聞ける貴重な機会。
とっても楽しみに参加しました。
場所は横浜開港記念会館という素敵な場所。
開場前からたくさんの方の行列が目に入りました。
一般の方でしょうか、医療関係者なのでしょうか、見た目ではわからないのですが、期待と熱量の高さが伺える雰囲気でした。
市民講座の中で特に印象的だったのは質疑応答の時間。
「家の近くの耳鼻科でEAT(Bスポット療法)を何十回も受けているが効果を感じられない」
「先生のところまで(仙台)月一でも受けに行ったほうがいいですか?」
という、なんとも答えにくいような、
でも確かに聞きたいよね!それ!というものが先生に質問されたのです・・・。
私自身は患者さんのお話させていただく中で、EAT(Bスポット療法)は先生によって考え方もやり方もさまざまだと感じています。
人がやることですから優劣ではなく、違いがあるのは当然のことではないでしょうか。
「効果を感じられないなら、こっちに来たらいいんじゃないか」とか答えるのかな・・・?
と思って聞いていました。
が、答えはそうではありませんでした。
「こっちに来た方がいいとは言えない。
来てもらってもいいのですが、
多くの先生がEATをできるようにならないといけないんです」
「近くの先生とのご縁は大切にした方がいいですよ」
という答えだったのです。
わあ、びっくり。
質問されている方が良くなることはもちろん大事。
でもそれ以上に”環境”が変わることが大事、という高い視座に基づくご回答なのかなと思いました。
一人の先生が診られる患者さんの数は限られてます。
でも多くの先生が診られるようになれば困っている方は多く減らすことができるのですから。
きっとそのためにこうして啓蒙活動を続けてらっしゃるのだな〜と思いました。
JFIRに携わっている先生方の強い信念を感じました。
会場内では関連企業のブースも多数出ていて、サンプルやチラシもたくさんいただきました。
気になっていた商品見られたり本も買えました。
良い商品があったら患者さんに情報シェアしたいと思います!
こうした貴重な講座を提供してくださったJFIR(日本病巣疾患研究会)の方々に感謝です。
ありがとうございます^^
毎年一回開催されてるので興味がある方はぜひ♪
JFIR(日本病巣疾患研究会)についてはこちらをどうぞ