

- 朝起きたら突然顔が半分動かないことに気づいた
- すぐにステロイド治療を始めたけど、今後が不安で仕方ない
- 「治っていきますよ」と言われたけど本当か心配
- とにかく早くなんとかしたい
- 妊娠・授乳中のため、お薬を飲めずに困っている
- 笑顔が作れず滑舌が悪くて仕事にならない
- 後遺症が残ったらどうしよう…
- ぜったいに笑顔を取り戻したい!
どれか1つでも当てはまったら
ご相談ください
“そら鍼灸院”は顔面神経麻痺を専門にしています
はじめに
そら鍼灸院ではこれまで多くの顔面神経麻痺のご相談を受けてきました。
顔の麻痺というのは老若男女問わず、想像を絶する苦しみと不安を伴うトラブルです。
顔面神経麻痺は病院での初期治療だけで不安がすべて解消されることは難しいものです。
回復を待つ日々は先が見えない孤独との戦いになると思います。
そんな状態にいらっしゃる方に寄り添い、一緒に笑顔を取り戻す存在になりたい。
そんな思いでこれまで10年以上、顔面神経麻痺の患者さんに向き合ってきました。

鍼治療の推奨度が上がった背景にある鍼灸師の質のばらつき
今、鍼灸治療と顔面神経麻痺を取り巻く環境が大きく変わっていることをご存知でしょうか?
2023年5月『顔面神経麻痺診療ガイドライン2023年度版』(以下、ガイドライン)が出版されました。
大きなポイントは鍼治療の推奨度が「科学的根拠がないので勧められない」から「弱い推奨」に変わったことです。


それに伴い、診療のフローチャート上では薬物療法、リハビリテーションに加えて鍼治療が組み込まれるようになりました。
鍼治療は副作用が極めて少なく、他の治療法を受けながらでも活用できることから今後はさらに研究が進み、注目されるでしょう。

では、患者さんからすれば「どういった鍼灸院にかかるのが良いのか?」という疑問が生まれます。
さまざまな情報が氾濫する今、むしろ迷うところだと思います。
当院としては『エビデンスに基づいたリスクのない鍼治療をご提供すること』を大切にしています。
私は他の鍼灸院の施術をすべて把握している訳ではありませんが、鍼灸の質にばらつきがあるのも事実だと思っています。
顔面神経麻痺に対する正しい知識、正しい情報を持つ鍼灸師はあまり多くいないのではないかと感じるのです。
例えば、後遺症を悪化させるリスクがある強い刺激を与える、強い電気鍼治療をする、表情筋へのアプローチの理解がなく、「顔に鍼をしない」ことを画期的な方法であると標榜する、絶対に治ると誤解させる過剰な表現など。

辛い状況にいる患者さんにとって何が正しいのか、正しくないのか、かえって分からなくさせているのではないかと、大変歯がゆい思いがあります。
当院は日本顔面神経学会の所属、学術大会へ参加、ガイドライン作成委員会のお一人である新潟医療福祉大学の粕谷大智先生の講義に参加するなど、積極的に最新の情報を取り入れることをしてきました。
患者さんに最善をご提供できるよう、これからもアップデートを続けることをお約束します。
顔面神経麻痺とは何か?
顔面神経麻痺は「顔がまがってきた」、「眼が閉じにくい」、「水が口からこぼれる」、「口の動きが悪くなる」など、顔の筋肉が動きづらくなる病気です。
年間、人口10万人あたり50人ほど発症するといわれ、2割以上に後遺症が残ります。ですので、毎年ほぼ1万人づつ、顔面神経麻痺後遺症の患者数が増えています。(日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会ホームページより)
顔面神経麻痺の種類
- ベル麻痺:約60%を占め、最も多くみられる
- ラムゼイハント症候群:約20%
- その他:聴神経腫瘍、側頭骨骨折、耳炎性麻痺、手術損傷、先天性など
愛媛大学調べ 1998~2017年の症例データ
ベル麻痺の予後は比較的良好とされ、約70%は後遺症なく治癒するとされています。
一方でラムゼイハント症候群の場合、症状が重くなりやすく、顔面神経麻痺に加えてさまざまな症状が見られます。
耳の後ろや中の痛み、水疱、かさぶた、聞こえの悪さ、耳鳴り、ふらつき、めまいなどです。
ハント症候群の場合、神経変性を強く起こせば中程度〜重度の麻痺になる可能性があります。
顔面神経麻痺かも?と思ったら…
異変を感じたらまずは速やかに病院(医師)を受診し初期治療をしっかり受けること。
それが後々の回復を見据えたときに必ず必要となってきます。
顔面神経麻痺の場合、鍼灸施術は第一選択ではありません。(発症すぐの急性期に受けるものではない、という意味です)
ガイドラインから作成したフローチャートからも分かるように、鍼治療は病院での薬物治療を経たあとに位置づけられています。
とはいえ、いたずらに回復を待って時間を過ごすのはメリットがあまりないと考えます。
病院での各種治療と併用できるのが鍼灸の強みです。
なるべく早くご相談いただくに越したことはありません。
病院(医師)にしか出来ないこととは何か?
- 麻痺の種類の特定
命に関わる脳の問題ではないことをはっきりさせる - 初期の炎症を抑える
ステロイド薬、抗ウイルス薬の点滴や処方
そのほかには電気を流して神経の動きを確認する、腫瘍が原因ではないか判断する、手術をすることがあります。
これらは鍼灸院ではできませんし、時間が経ってしまうと手遅れになったり、効果を十分に発揮できない場合があります。

注)ステロイド投与は副作用もあります。糖尿病、高血圧、消化管潰瘍、精神疾患、肝炎、妊婦さん、授乳中の方などは使えないという場合もありますが、それでもまず病院で相談するべきであると考えます。
なぜ病院に通っているのに
なかなか治らないの?

ある日突然麻痺が起こったのに、なかなか治らない。
発症と回復のギャップが患者さんを苦しめていると思います。
顔面神経はきわめて複雑な走行をしており、神経の形状も他と異なります。
そのため回復にはある麻痺の程度に応じて時間が必要なのです。
スムーズに麻痺の改善が期待できる状態や、後遺症の発現を抑える状況を作るために積極的に動くのがベストだと考える理由がここにあります。

気づいたら時間が経ってしまい後遺症が強く出た、思ったように治って行かなかった方のご相談をこれまでたくさん受けてきました。
過ぎてしまった時間は後から取り戻せないものです。
繰り返しますが、少しでもご不安があるのならばに1日でも早くご相談ください。
病院の診察は時間が短く、抱いている不安や疑問を細かに質問する時間が取れないこともあるかと思います。
当院の鍼施術では時間を一人の患者さんで50分確保しています(初回は90分)。
顔面神経麻痺に関する知識をお伝えするだけでなく、いろいろとお話をお聞きしながら進めていくのを大切にしています。
鍼治療ができること
『鍼治療ができること』を知るには、これまでの考え方と、2023年にガイドラインでアップデートされた新しい考え方を知る必要があります。
少し難しい言葉が並びますが、大切なことなのでご紹介します。
これまでの考え方
- 早く神経再生を促進する
- 神経再生を促せば麻痺は回復する
- 再生促進は支配筋の収縮であり、随意的な筋収縮が低周波通電による筋収縮が行われる
- 後遺症が認められた時点から低周波などの強い筋収縮は避ける

新しい考え方
- 神経再生を抑制する
- 麻痺の治療目標は病的共同運動の予防・軽減
- 神経断裂線維があると、筋収縮により断裂線維の再生も促され、内膜も断裂されているため迷入再生が生じ、表情筋の過誤再生が起こる
- 柳原法10点以下、ENoG値40%以下の麻痺は発症初期より強い筋収縮を避ける
(新潟医療福祉大学 粕谷大智先生講義より)
麻痺に悩む方からすれば「新しい考え方」は、少し不思議な感じがするかもしれません。
「鍼をすれば早く治るかもしれないんじゃないの?」と。
鍼治療は顔面神経の抗炎症作用が期待できますし、早期に鍼治療を始めたことによって累積治癒率が高かったとする報告もあります。
『神経再生を抑制する』とは、回復の過程で現れる可能性のある後遺症(病的共同運動など)につながる誤った再生を抑えましょう、という意味です。
麻痺からの回復を望むのであれば、鍼治療は大きな力になる可能性が
あります
そら鍼灸院ができること
1)順調な顔面神経麻痺の回復を目指す
病院での治療で使用される薬物治療はステロイド剤だけでなく、ビタミンB12やATP製剤が投与される場合が多いです。
これは血流を良くし、神経再生を助ける作用に期待してのものです。
鍼灸施術も血行改善、神経の回復促進を目的として行います。
特に顔面神経に対する血行促進を強く意識しています。
顔面部だけでなく、首、肩、背中、顎関節などの周辺から多角的に狙えるのが当院の強みです。
血流を良くするお薬を飲んでいても、”血流を邪魔する大きなコリ”が身体に存在していたらどうでしょうか?
サラサラと流れる川に大きな石がドンと置かれている状態をイメージしてみてください。
石の先は水流が十分に届かないことが分かると思います。
こういった大きな石を取り除くのが得意なのです。

また、後遺症を認める慢性期においては、こわばり感や重さ、痛み、疲労感に対して、鍼灸施術で改善が見られることが分かっています。
そのため、当院では顔面部にもアプローチします。

ここで挙げたツボは一部に過ぎません。
体のツボだけにこだわる、顔のツボだけにこだわるのではなく、患者さんの状態に合わせて適切なツボを選ぶことが大切だと考えます。
2)顔面神経麻痺の後遺症を抑制する
顔面神経麻痺であらわれる後遺症は大きく分けて4つあります。
- 病的共同運動
新生の再生過程で本来つながるべき表情筋でないところにつながる。目を閉じると口が上がったり、口をすぼめると眉毛が上がる。 - 拘縮:
麻痺でゆるんでいた筋肉の緊張が強くなり、筋肉が短くなる。目が小さくなったり、口角が上がってしまう。 - 表情筋のけいれん
顔面神経の活動性が上がってしまい、なんらかの要因でけいれんが現れる。 - ワニの涙
誤った神経再生により、食事のときに涙が流れる。
「後遺症をなるべく残さず治したい」
患者さんも私も共通の願いです。
一方で、鍼灸でも西洋医学的にも中等度〜重度の麻痺の場合、神経の損傷が激しいであろうことから後遺症を0にすることは難しいのが現状です。
しかし、だからと言って諦めることはありません。
今後出てくる可能性の高い後遺症を抑え、軽くするための方法があるからです。
病的共同運動、拘縮、けいれんなどに対して正しい理解とリハビリテーション、セルフケアをお伝えできるのが当院です。
日本顔面神経学会に所属している数少ない鍼灸院であるため、東洋医学だけでなく現代医学の知識、豊富な施術実績があるのが強みです。

回復のためには患者さん自身でコツコツとセルフケアとリハビリテーションを継続することが必要になります。
当院ではセルフケアとリハビリテーションについてもお伝えいたします。
顔面神経麻痺から回復された
『患者さんの声』
麻痺の程度も効果にも個人差がありますが、実際の患者さんの声は今悩んでいる方にとって大きな希望となるものだと思います。
ぜひ自分と似たような声がないか探してみてください。
VOICE01


dai様 男性 40代
仕事終わりの夕方に急に顎に違和感が…それは徐々に上に上がってきて、麻酔後の唇の様な感じから始まり、20時頃には鼻が動かない事に気づく。焦って近くの病院に行ったけど、専門医がいないからと抗生物質を渡されて、翌日朝また再来院したら紹介状を書かれ総合病院行き。
そこでの検査結果は重度のハント症候群。即入院でステロイド点滴しますと。きれいに右半分が動かない自分の顔に愕然としました。
技術職でもあり営業でもある自分は、これではお客様に会えないし、仕事を続けられないと絶望感がいっぱいでした。
9日間の入院生活は朝30分程のステロイド点滴と毎食後の飲み薬数種類で終わり。強く触る事もマッサージも絶対禁止。これで本当に治るのか、職場復帰は出来るのかと不安しかありませんでした。3日目からはベットでネット三昧。ハントについて調べまくりの日々。何か自分で出来る事はないのかと。
そこで出会えたのが濱岸先生です。本気で治したかったから専門院を選びました。LINEで症状を伝えたところ、すぐ初診日を決めてくれました。
もうここに決めた!
仕事辞めなくてすむかもしれない。
ここなら治してくれるかもしれない。
仙台からでも治療してくれるだろうか…?
治りたい‼︎ 何とか治して下さい‼︎
自分は東北仙台。曜日を決めて朝一の新幹線で治療へ。終わればすぐ戻り昼から仕事に行く生活が始まりました。
病気ってなった人でしか分からない事、なかなか他人には伝わりにくい事ありますよね。濱岸先生は大変さを一緒懸命分かろうとしてくれました。毎回不安や気になる事はないか聞いてくれます。
その日その日で違う身体の状態を見極め、最良の方法で治療してくれたお陰で、今ではハントになった事を言わない限り気付く人がいない程まで回復しました。
仙台ー東京は新幹線で1時間半。仙台にも鍼灸院はいっぱいあるけど、行って本当に良かった!治したいなら、経験者として多数の実績があり高い技術を持っている「そら鍼灸院」をお勧めします。
たった数本の「魔法」には毎回ビックリしますよ(笑)
※結果には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
VOICE02


samejima yasumasa様
男性 50代
前年5月に左顔面神経麻痺を発症。当初、ステロイドも服用するも画期的な変化は見られず。その後、徐々ながら左顔面の神経は戻ってきたが、今度は共働運動が発症。自身で色々と検索して、院長の前鍼灸院からお世話になっていました。その後、なかなかしっかりと閉じられなかった左瞼が閉じられるようになりました。
共働運動は元の状態に戻らないとしても、少しずつ年単位で諦めずに通院したくなる院長の熱心な施術に感謝しています。他、肩こりなど身体がスッキリします。オススメです。
※結果には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
VOICE03


わい様
女性 50代
約1年前に重度の顔面神経麻痺になり、入院もしましたがよくならず、病院の先生からは「回復の見込みなし」と言われてしまいました。
ネットで調べたら顔面神経麻痺には鍼治療が効く場合もあるとのことだったので、顔面神経麻痺を専門としている鍼灸院を受診。先生に状態を説明したところ「大丈夫です。よくなります」と言っていただき、とても心が軽くなりました。
当初、目の麻痺がもっともひどくて眼が閉じれない、まばたきができない、涙がとまらない、と日常生活に支障をきたすレベルでしたが、今では涙もほぼ治り、まばたきもストレスなくできるようになり、とても感謝しています。
※結果には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
VOICE04


MC様
女性 30代
【顔面神経麻痺(ベル麻痺)】の治療で伺いました。
第二子を出産し退院後1週間ほど経った頃、舌に違和感を感じたのが始まりでした。
翌朝、歯磨きをした時に口から水がこぼれてしまい鏡をみたら左半分がほぼ動いていない事に気づきました。
総合病院へ受診した結果、中度のベル麻痺と診断されました。
本来ならば入院してステロイド点滴で治療をするところ生後2週間の赤ちゃんがいる為、自宅での投薬治療となりました。
2週間のステロイド服用を終えて、ほんの少し回復しましたが、まだまだ鼻や口元が思う様に動きませんでした。病院の先生には「やれる事はやりました。あとは半年〜1年かけてゆっくり治すイメージで様子を見ましょう」と言われてしまい、これ以上治らなかったら?と不安でいっぱいでした。
そんな中、友人からこちらの鍼灸院を紹介して頂きました。
カウンセリングをした時に先生が「治療にはスピードが大切」と言っていただけて1日でも早く治したい私と同じ考えだ!と思いここに通院しようと決めました。
先生に施術してもらった翌日から少しずつ顔のこわばりがほぐれて効果を感じる事ができました!
教えてもらったセルフケアも毎日実行し、週2回の鍼治療でだんだんと顔が動くようになりました。
確かな技術ももちろんですが、先生の親身で丁寧なカウンセリングや優しい人柄に毎回癒されてました。
その甲斐あってか私の場合は1ヶ月半で完全に回復をしました。
また困った事があればお世話になりたいと思います!
自分の不調を安心して相談でき、信頼できる鍼灸院に出会えて感謝です。
本当にありがとうございました!
※結果には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。


患者さまの症例動画
合計11回の施術
医師から【完治】と診断されました。
顔面神経麻痺に関するコラム
顔面神経麻痺で困っている方に
伝えたいこと
顔面神経麻痺と診断され、鏡に映る自分の顔にとまどい、激しく混乱されたと思います。
顔面神経麻痺になると日常生活における些細なことが困難になりますし、精神的な負担は計り知れません。
特に、笑顔がぎこちなくなったり、感情が伝わりにくくなったりすることはコミュニケーションにおいて大きな壁となります。
それは、顔が単なる体のパーツではなく、私たち自身の表現そのものだからでしょう。
そんな苦しい状況であってもどうか諦めないでください。
病院の治療とともに鍼灸がサポートできることがあります。
私はこれまで数多くの顔面神経麻痺に苦しむ方々と真摯に向き合ってきました。
もし今、顔面神経麻痺でお悩みでしたら、決して一人で抱え込まず、鍼灸治療という選択肢があることを思い出していただけたら良いなと思ってこのページを書きました。
患者さんお一人ひとりの想いに寄り添い、笑顔を取り戻すためのお手伝いを全力でさせていただきます。
一緒に少しずつ、でも確実に、明るい未来へと歩んでいきましょう!
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