患者さんの利益を第一に考えて害を与えない「鍼灸安全対策マニュアル」

鍼灸師に必要なリスクマネジメントの知識を網羅してくれている本「鍼灸安全対策マニュアル」を読みました。

開業してから変わったことはたくさんあるのですが、いちばん変わったのは「安全」への意識です。

一人ひとりの患者さんと向き合うほどに、まずは「安全」でなければならないと心から思うようになりました。

その全責任が自分にある、という重みをものすごく感じていますし、自分が完璧ではないと分かっているからこそ緊張感を持って毎日過ごすようにしています。

思い出すのが、鍼灸の学校で習ったこと。

”医療の原点には「患者の利益を第一に考え、害を与えない」という精神がある”というヒポクラテスの言葉です。

これは本当に大事だなーーーー!と今になってとても強く感じるのです。(学生の頃は実感が薄かったですね…)

そんな訳で「安全」の“答え合わせ”と知識のアップデートのために「鍼灸安全対策マニュアル」を手に取りました。

・使用済み鍼や綿花の捨て方
・施術者の体調管理と手指衛生の徹底
・インフォームドコンセント
・鍼の抜き忘れ防止
・記録と振り返り、など…

「これまでそうしてきたから正しい」と思い込んでいた点も、最新の基準に照らして再点検!

できてる、わかってる、知ってる”つもり”ほど危険なものはないと改めて感じました。

そら鍼灸院が安心してご相談いただける場所であり続けるために「安全」を毎日積み重ねていけたらなと思っています。

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