

「お薬を飲んでやり過ごすしかない」
「花粉が飛んでるときは、どうしようもない…」
多くの方が、そんな風に思って、どこか諦めてしまっているかもしれません。
ですが、ちょっと待ってください。
実は、必ずしもその「常識」や「思い込み」だけにとらわれる必要はないと当院は考えています。
花粉症ってどんな病気?

花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が体内に侵入することでアレルギー反応が生じる病気の総称です。
“季節性アレルギー性鼻炎”とも呼ばれます。
日本人の約40%がスギ花粉症。約2000万人、5〜6人に一人の計算。
もはや国民病と言えます。
“薬で一時的に押さえ込んで乗り切る”これが一般的な対処法です。
実際に当院へご相談される患者さんは「病院に行ったり、市販薬を飲んで20年以上です」という方も少なくありません。
- アレルギー反応による症状を引き起こす「ヒスタミン」の発生を抑える「抗ヒスタミン薬」
- 鼻づまりがひどい場合は、血管を収縮させる働きを持つ薬
- 目の症状がひどい場合は、点眼薬
これらの薬は、出てくる症状を抑える「対症療法」として、一時的に症状を楽にしてくれます。
症状が比較的軽い時期には、これらの薬で十分に乗り切れる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、花粉の飛散量が多い時期や、体調が優れないときなど、症状がひどくなってくると…
「薬を飲んでも、どうにも辛さが取れない…」 「薬が手放せないのに、なんだかスッキリしない…」
と感じる方も少なくありません。
花粉症になると出てくる症状は?
- 続けざまに出るくしゃみ
- 水っぽいサラサラした鼻水
- 鼻づまり
- 目、のどのかゆみ
- 涙が出る
- 肌が荒れる
- 消化不良、食欲不振
- 吐き気(口の中がザラザラ、イガイガする)
- 顔がむくむ
- イライラ
- 眠れない
- 熱っぽい
- 頭痛
- 頭がぼーっとする

あなたはいくつ当てはまるでしょうか?
どの症状も生活の質(QOL)が大きく下げ、日常生活に大打撃を与えるものです。
“薬で押さえ込んで花粉症状の季節を乗り切る”
一般的な対処法ですが、
これでは花粉症の季節が来るたびに
同じことを繰り返さないとなりません。
花粉が飛ばない年はありませんから、
ずっと同じことの繰り返しになってしまいます。

そら鍼灸院ができること
花粉症に対する鍼灸治療は、単にその場のつらい症状を一時的に抑えるだけではありません。
体が花粉に過敏に反応してしまう状態を根本から見つめ直し、体の中から花粉に負けない力を育むことを目指します。
今あるつらい症状を和らげる

鍼灸は、鼻水、鼻詰まり、くしゃみ、目のかゆみ、頭重感といった、花粉症シーズンに最も辛く感じる症状に対して、その場でアプローチすることが可能です。
顔周りや鼻の通りに関わるツボ、炎症を鎮める効果が期待できるツボなどを刺激することで、症状の軽減をサポートし、少しでも楽に過ごせるよう働きかけます。
花粉症の体質改善をサポートする「シール鍼」

花粉症の施術では通常の鍼に加えて「シール鍼」を使います
「どんなものだろう?」「なぜ使うの?」と思われるかもしれません。
シール鍼は、お体に貼った後も選ばれたツボを持続的に刺激し続けることができます。
この「持続的な刺激」が、体の状態を良い方向へ定着させ、体質改善をサポートする上で非常に有効だと考えています。
もちろん、ただ貼れば良いというものではありません。
お一人お一人の体質やお体の状態を見極めて最適なツボを選ぶことが大切です。
そこには、経験と専門的な知識、そして確かな技術が求められます。
花粉症を繰り返さない体づくりを包括的にサポート

鍼灸と食事管理の両面からアプローチすることで、長期的に花粉症に悩まされない体を目指します。
炎症を抑える食材の選び方や、避けるべき食品など、あなたの体質や生活習慣に合わせた具体的な食事のアドバイスをさせていただきます。
花粉症の「繰り返し」を断ち切り、鍼灸と食事管理の組み合わせによって、体の中から花粉に負けない快適な毎日を過ごせるよう包括的にサポートいたします。
病院での花粉症治療について
症状を抑える「対症療法」と、完全に治すための「根治療法」の2つがあります。
- 対症療法・・・内服薬、点鼻薬、点眼薬を使った薬物療法、レーザー手術
- 根治療法・・・免疫療法

最新と言われる花粉症治療
- レーザーによる手術
-
鼻の粘膜にレーザーを当てて一部を取り除きます。
花粉に反応する粘膜の面積を減らそう、と言う治療法です。1~3年もすると粘膜が再生し、症状がぶり返します。鼻の粘膜だけを焼いても目、のど、口などの他の粘膜からの反応はなくせません。
したがって根本的な花粉症治療にはなっていない印象です。 - ゾレア®(オマリズマブ)の皮下注射
-
根本的に花粉症を治す可能性があると期待されています。
治療は2~3年続けることが前提です。
一つのアレルゲンのみ(スギやダニ)投与し、反応を起こさないうようにしているので、他のアレルゲンに反応した際は症状が出るのが難点です。花粉症の方はスギだけでなくヒノキ、ブタクサなど複数のアレルギーを持っている場合が多いため、万能の治療法とは言えないでしょう。
- ゾレア®(オマリズマブ)の皮下注射
-
2020年から重症・最重症のスギ花粉症に対して使えるようになった注目度の高い治療です。
ゾレア®による治療は厳しい条件を満たした方しか受けることができません。また、薬価がかなり高額(3割負担で約4,500円〜70,000円。投与量・回数によって金額が変わる) であることから誰でも受けられる治療法にとして広まっていないのが現状です。
病院での治療と鍼灸施術は、どちらも回復を目指すための大切な選択肢だと考えています。
大切なのは、どちらか一方を選ぶのではなく、ご自身の症状や体質、そしてそれぞれの治療法の特性を理解した上で、両方の良い点を活かし、自分に合った方法を選択していくことだと言えるでしょう。
花粉症・アレルギー性鼻炎で
お悩みの方へ
「たかが花粉症で、そんなに大げさなこと?」
もし、あなたが誰かにそんな風に言われた経験があるなら、その人は花粉症の本当の辛さを分かっていません。
花粉症の症状は、あなたの毎日の生活の質(QOL)を大きく低下させてしまう、本当に厄介なものです。
- 鼻が詰まって息苦しく、夜も眠れない
- くしゃみや鼻水が止まらず、人前で落ち着けない
- 頭がぼーっとして、仕事や勉強に集中できない
- 顔や頭が痛くて、せっかくの楽しい時間も台無し
- 匂いや味が分からなくなり、食事が楽しめない
- ぐっすり眠れず、日中もだるさが続く
こんな状態では、心から元気に過ごすことなんてできませんよね。
確かに、ドラッグストアに行けば、手軽に症状を抑える薬が手に入ります。
「それなり」に効くものがすぐに手に入る便利な世の中です。
本当に、それで良いのでしょうか?
当院は薬に頼り続けるだけでなく、花粉症に悩まされることのない、心地よい毎日を過ごしていただきたいと考えています。
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