JSかっさ治療

JSかっさ治療 よくある質問

JSかっさ治療とはなんですか?

JSかっさ治療(Japanese Style Gua-sha Treatment):徐園子先生が開発された、オリジナルの日本式かっさ治療法のことです。慢性症状や難治性症状対して即効性のある効果を追求し、創り上げられました。

 

オイルをつけ、丸みを帯びたかっさプレートで肌をこする方法でさまざま不調につながる微小血栓=瘀血を排出させ、体調の改善を目指します

 

JSかっさ治療には、従来行われている経絡に沿って施術する「かっさ」(中国式かっさ)とは異なる、以下の特徴があります。

【JSかっさ治療の特徴】

① 独自に発見したデルマトーム投影マップ、神経反射マップを治療点とする。

② 症状を引き起こす根源とされる「三毒」(瘀血、水滞、食毒)の排出を目的に、かっさの方向や圧を調整しながら施術を行う。               

③ 症状と関連のある筋肉に着目し、浅層筋膜(ファッシア)を整える。

④ 皮膚を刺激することでの体性ー内臓(自律神経)反射を利用し、内臓機能の活性化をはかる。

⑤ 独自に開発した「漢方かっさオイル」により、「三毒」排出のさらなる効果をめざす。(三毒:明治時代の医師 湯本求真が提唱した病因論、あらゆる病気の根源には血毒、水毒、食毒があるとする説)

日本かっさ治療学会HPより引用)

特に、コロナ後遺症・慢性上咽頭炎・慢性疲労症候群の方に対して医師が取り入れていることもあり注目、研究が進んでいます。

かっさ」ってどういう意味ですか?

「かっさ」は漢字で刮痧(ぐあしゃ)』と書きます。

・刮→こそぐ、 けずる

・痧→動けなくなって滞っている血液=瘀血(おけつ)

 

かっさは中国では2500年ほど前から民間療法として広く行われてきました。日本においては2012年ごろ、主に美容目的でむくみやくすみ改善が期待され、流行しています。(JSかっさ治療とは別物です)

 

さらに近年、欧米でも注目され始めており、2009年にはハーバード大学でマウスを使い、かっさ実験が行われました。その結果、かっさによる皮下の毛細血管からの出血によって、抗酸化作用のある”ヘムオキシナーゼ1”が産生されることが確認されています。(Kwong KK, et al. J Vis Exp (2009))

「かっさ」をすると、なぜ赤い色になるの?

東洋医学でいう「瘀血(おけつ)」を取り除く過程で赤・紫・黒みがかった色が出ます。

「瘀血」は西洋医学では微小血栓により微小な循環障害の状態と言えます。

かっさをすることによって瘀血が毛細血管から押し出され、排出された際に赤などの色が出ると考えられます。

 

かっさによってできる色は打撲でできる内出血(いわゆるアザ)とは異なります。

その根拠として以下のことが挙げられます。

①こするのをやめるとそれ以上色は出ないため、どのくらい色を出すかコントロールができる

②瘀血のたまっていないところはいくら擦っても色が出ない

③瘀血が長期にわたり停滞している部分、症状の重い部分からは紫や黒などの濃い色が出てくるこ

④手、足、腹部、顔などは同じようにこすっても色が出ないこと。(毛細血管の構造が異なることが考えらる)

日本かっさ治療学会HPより引用)

首など周りの方から見えるところに赤い痕が出ると驚かれることもあるかと思います。

特にご家族など身近な方には事前にご説明されておくことをおすすめいたします。

JSかっさは痛くないの?

痛みには個人差や部位によって違いがあります。

「場所により痛いが他は痛気持ち良い」が64%となっています。

瘀血が出るときに痛むことや、部位によって痛むこともありますが、気持ちが良いとおっしゃる方も多いです。

それぞれの患者さんの感覚に合わせて強度の調節をしながら無理なく対応していきますのでご安心ください。

JSかっさはどんな風にやるの?

専用のオイルを塗布して、かっさプレートで圧をかけてこすります。

 

・専用のオイル(漢方かっさオイル):紅花油、ひまし油、益母草エキス、当帰油など駆瘀血効果のある精油を配合したものを使用します。

・かっさプレート:水牛の角でできた丸みを帯びたものです。瘀血の排出するために必要なちょうど良い厚みがあります。広い面も細かい点の施術にも適した形状をしています。

施術を受けたあとは痛いの

見た目は似ているのですが、打撲でできた内出血とは異なります。

施術後は触ると痛みを感じたり、仰向けになると背中が痛むこともあります。触ったときの痛みは1〜2日程度で消えていきます。

JSかっさを受けたあとの”痕”はどれくらいで消えていくの?

痕は3~7日ほどで消えていきます。

時間の経過とともに皮下出血の赤血球は分解され、黄色のヘモジデリンとなり吸収、排出されます。痕になることはありません。

JSかっさ直後(赤〜紫がかった色)
3日後(黄色になっている)
JSかっさ治療はどんな人におすすめなの?

コロナ後遺症(慢性上咽頭炎・慢性疲労症候群)、耳鼻科症状、運動器症状(首肩こり、首~背中の痛み、腰痛)などでお困りの方におすすめです。

そのほかのご症状についてもご相談ください。

JSかっさ治療の施術を受けられない人は?

【以下の場合はJSかっさ治療の施術を受けられません】

・ひどく疲れているとき、衰弱しているとき(コロナ後遺症による倦怠感を除く)

・重度の心臓疾患

・極度の空腹時、 満腹時

・皮膚に感染、炎症がある時

・高齢、寝たきりなどによって皮膚が弱く褥瘡の心配がある方

・血液が凝固しにくい方(血液をサラサラにする薬を飲んでいる方)、出血傾向のある疾患の方

・妊婦の方の腹部、 腰部

・月経時の腹部

・腫瘍のある場所

・皮膚に乾癬や炎症がある場合

・乳幼児

・血行が良くなることを医師から禁止されている方

当日に問診や脈診をして かっさ治療を見合わせる、または広範囲の施術は避ける判断をする場合もあります

恐れ入りますが双方のリスク回避のため、あらかじめご了承くださいませ。

生理中は受けても大丈夫ですか?

かっさ施術を受けていただくことはできますが、生理中はお腹へのJSかっさはすることができません。

生理中は体調がゆらぎやすいものです。念のため生理が終わってから受けることをおすすめいたします。

JSかっさ治療の施術を受けたあとに気をつけることはありますか?

眠気、疲れ、だるさが出る場合があり、人によっては3日ほど続くこともあります。

施術後は水分、栄養、休養をいつも以上にしっかりとお取りください。

入浴は軽めにし、激しい運動や飲酒は避けるようにお願いいたします。

JSかっさ治療はどれくらいのペースで受けるのが良いですか?

1ヶ月に1回程度のペースで受けていただくことで良い状態を保てると考えられています。

個人差があるため、適切なペースを個々で判断してお伝えいたします。

「瘀血」が溜まらないように日常生活に気をつけることも大切です。

JSかっさ治療と他の治療法を併用しても大丈夫ですか?

他の治療法との併用は可能です。

ただし、お身体への刺激量が多すぎてしまわないように注意が必要です。(コロナ後遺症の方の場合、クラッシュのリスクにつながることがあります)

かっさ施術の前後は数日お日にちをあけて様子を見てください。

 

病院への通院(Bスポット療法・EATなど)をされている方も併用可能ですのでご相談ください。

「瘀血」ができてしまう理由は何?

「瘀血」が作られる理由には下記のようなことが考えられます。

・外的なストレス(寒い、暑い、湿度)

・精神的なストレス

・運動不足

・睡眠不足

・高脂肪、高タンパク、糖質(砂糖)の摂りすぎ

・妊娠、出産

・便秘

・炎症

・打撲

・手術

・疾病

・遺伝

・不自然な姿勢(PC作業、楽器)など

「瘀血」は西洋医学的には微小循環障害のある状態といえます。

新型コロナウイルス感染(およびコロナワクチン接種)によってウイルスのスパイクタンパクが血管内皮細胞を傷つけて微小血栓の形成を誘発することが知られています。(学術誌「Bioscience Reports」に発表された研究より)

こういった微小血栓は一度停滞すると流れにくく、老廃物の回収、痛みやさまざまな体調不良につながっていきます。

JSかっさ治療の施術を受ける流れを教えてください

以下のような流れで受けていただきます。

STEP
ご予約

当院は【完全予約制】です。事前にご予約をお願いいたします。


予約方法は2つありますので、どちらか好きな方をお選びください。

① LINEからご予約(お急ぎの方はこちらがおすすめです)

②フォームからご予約(ご返信には1~2営業日いただきます)

※通常の鍼灸治療とは所要時間と料金が異なるため、JSかっさ治療を希望される方は事前にお知らせください。

STEP
ご来院・受付

チャイムを鳴らして頂く必要はございません。


ご到着されたらドアを開けてそのまま中へお入りください。 スリッパに履き替えていただき、お掛けになってお待ちください。

来院した患者さんを受付で出迎える様子

※オイルが髪の毛やお顔につく場合があります。お着替えは用意がありますが、オイルついても大丈夫な格好でご来院ください。

※5分前を目指してご来院ください。


※完全自費治療のため健康保険証や医療証等のご提示は必要ありません。

STEP
問診票のご記入

初めての方にはお困りのご症状別の問診票をお渡しいたします。分かる範囲で結構ですのでご記入ください。
 
恐れ入りますがお名前・ご住所・ご連絡先の欄は必ずご記入をお願いいたします。

問診票に記入する女性
STEP
問診・カウンセリング

お身体の状態、お悩み、ご不安を詳しくお伺いいたします。 お話の内容がまとまっていなくても構いません。
 
「現在の症状と関係ないかも…」と思うような些細なことでも改善のヒントになることがあります。お気軽にお話ししていただければと思います。
 
しっかりとお話しを伺った上で当院の見解、できることなどをお伝えいたします。

患者さんに問診をするそら鍼灸院院長
STEP
お着替え

こちらでご用意している専用の施術着へのお着替えをお願いいたします。 

※JSかっさ治療の特性上、お腹やお尻を出していただく場合もあります。

必要以外の露出は極力ないように配慮して行いますでご安心ください。

施術着
STEP
JSかっさの施術

問診でお伺いした情報を元にお身体の状態をチェックし、かっさをしていきます。

専用のオイルを塗布した上でかっさプレートで圧をかけてこすります。

痛みが強い場合は強度を調節しますので遠慮なくお知らせください。

※首、肩などのかっさをする際、髪の毛にオイルがつくことがあります。タオルでの拭き取りはしますが、念のため、オイルがついても良い格好でお越しください。

STEP
施術のあと

お洋服に着替えをしていただきます。

「瘀血」をなるべく溜めないことが大切です。日常生活で気をつけた方が良いこと、食事習慣、セルフケアなどもお話させていただきます。

疑問や不安、お聞きになりたいことがありましたら、遠慮なくお声がけください。

STEP
お会計と次回予約

お着替えをしていただき、受付にてお会計となります。初診料と施術料をお支払いください。

 
通院希望の場合はお声がけください。次回のご予約を調整させていただきます。

受付でお会計と次回ご予約を行う様子
JSかっさ施術の料金を教えてください

初診料 2,200円(税込)
※初回のみ初診料をいただきます。再診までにお時間が空いても初診料をいただくことはございません。

・JSかっさ治療 13,200円(税込)

(初回の場合:初診料2,200円+施術料13,200=合計15,400円)

2回目以降はすべてこの料金です。

所要時間の目安について教えてください

・初めてのご来院の場合:約90~100分(問診、施術、お着替え、お会計を含みます)

・2回目以降:70~80分程度

JSかっさ治療に対する想い

「あなたの”治りたい”にとことん向き合う」というのが当院のモットーです。

 

患者さんにとって過度な負担をかけず、自分の目で見て、体感して良いと判断したものはどんどん取り入れていく方針で運営しているためJSかっさ治療の導入を決めました。 

 

実は、衝撃的で痛々しい見た目になることから「これってどうなんだろう…」と感じたのがJSかっさ治療の第一印象でした。

ですが、知れば知るほど可能性を感じ、患者さんのためにひとつでも多くの選択肢をご提供できればと気持ちが変わっていきました。

 

まだまだJSかっさ治療を受けられる施設は限られており、開発された徐園子先生が熱意を持って広めてらっしゃる最中です。当院でもこれからもっと元気になっていく方を増やしていきたいと思っています。

 

一人で悩んでいる方はぜひ当院へご相談ください。

お急ぎの方は
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(フォームは返信に
1〜2営業日お時間をいただきます)

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